知人は、ウイークデーは毎晩遅いのでペンをもつ時間がありませんでした。
週末はすでに週休二日制だったが、土曜日はだいたいゴルフにいくので、日曜日しかない。
その日曜日も家族サービスや運転手代わりに女房の買い物につきあわされて、つぶれることが多かった。
いっぽう2、3ヵ月もすると、だんだん小説書ぎのほうがおもしろくなる。
〈なんとか時間が欲しい〉そこで考えたのが、生活を変えることでした。
なにかをやめることではなく、すべてを変えることだった。
まさか会社勤めをやめることはできなかったが、それ以外はすべて変えようと試みました。
酒も煙草も、麻雀もゴルフも、すべてやめようとチャレンジした。
麻雀とゴルフはもともとあまり熱心じゃなかったので、すこし仲間にすまない気持ちがしただけで、すんなりやめられた。
夜の宴会やつきあいも、やむをえないものだけに限定し、すくなくともこちらからは誘わないことにすると、たちどころに半減したそうです。