午前中は宿酔で頭が重く、昼も食欲がなくてソバ一杯。
そして、日が暮れて巷に赤い灯、青い灯がともり、三味線の音でも聞こえてくると、シャンとする。
あれでよく肝臓をこわさなかったとおもうくらい、毎晩飲んでいた。
ところが神様はよくしたもので、齢もそろそろ五十にちかく、肝機能も衰えかけてきたときに高度成長がおわりました。
交際費はガクンと削られ、そのうえ不況倒産の後始末という罰ゲームで債権回収係にまわされたので、社用で飲む機会は皆無になりました。
なんだかホッとした気分だったが、それでも仲間と飲んだり、早く帰れば家で晩酌したりして、あとはテレビで、結構遅くまで起きていました。