会議閉幕後、ECのドクレルク委員(対外関係・通商政策担当)は、米国が譲歩の姿勢を示さなかったLと厳しい口調で米国を攻撃、ヤイタ来通商代表部(USTR)代表(当時)は「ECの態度は自分たちの利益のみを最優先させ、貿易面での国際協調を省みないものだ」と負けずに応酬、米・EC間の対立の根深さをうかがわせた。
なぜ、お互いに一歩も譲れないのでしょうか。
それは、農業問題が単に国際貿易の課題にとどまらず、薗の国内政策に密接に関係しているからです。
この国内農政の根幹をなしているのが、農産物輸出補助金、生産者補助を中、心とする各種の曲辰業保護。
ウルグアイ・ラウンドでの農業交渉は、単に関税引き下げなどによる曲辰業貿易畠化を目指すのではなく、補助金水準など各国の農業政策そのものを見直すのが特徴です。
曲箋保護削減については、89、90年に実施する短期的措置・空年以降の長期的措置の二つに分けて各国は交渉を進めてきました。