知的所有権問題の震源地である米国はまた自国のルールを国際ルールにしようと、関税貿易一般協定(GATTHガット)のウルグアイ・ラウンド(新多角的貿易交渉)の場に知的所有権問題を持ち込み、国際ルールづくりを提案した。
ガットといえば、第二次世界大戦の原因ともなったブロック経済化を防ぎ、自由貿易を通じて経済発展を達成することを狙った協定。
従来、関税の引き下げと輸出入の数量制限などの廃止を目標としてきたが、ウルグアイ・ラウンドではこれに加えて特許、著作権、商標などの知的所有権を侵害する不正商品退治も話し合うことになりました。
86年に交渉がスタート、88年12月12月にカナダのモントリオールで中間成果をまとめるための閣僚レベルの会議を開いたが、合意にはほど遠い状況です。